10月23日(水)

昨日の失業率発表後、本日日本時間はまた小動き。しばらくは米国経済指標で右往左往する可能性。97円前半で買い向かいたいところ。昨日の指標発表後につけた97.87付近がサポートされるか短期的に注目。

97前半まできたが、買いのタイミングが早く失敗した。戻りも鈍く日足200日平均に2回目の挑戦となり、抜ければ95円が見えてくる、三角持合を下抜けというシナリオもあり得る。どのアナリストレポートを見ても一様に中長期的にドル円上昇トレンドを見ているようだが、怪しいものである。TPPが年内に妥結されたとたん、米国は安部総理を使い捨てる可能性がある。そうなればアベノミクス相場は終わりだ。米国の景気も先行き不透明だ。事実、このところドル円が冴えないのは米国債と日本国債の利回りが低下(価格は上昇)しているためだ。つまり、日米の景気浮揚の兆候が見えず、全体的にはリスク資産から安全資産に資金が移動していると思われる。よって、安全通貨の筆頭円が買われてしまうのだ。

 

Today's Result:

USD/JPY:  -11 pips