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運用成果の評価

運用成果の評価に関して、プロのファンド・マネジャーが感じる大きな不満の一つは、誤った意思決定でもたまたま好結果を生んだ時には歓迎され、たとえ適切な意思決定でも一時的に好ましくない結果をもたらすと、口座の解約につながりかねないということであ…

投資の目標設定

皆さんは、投資やトレードをする場合、目標を設定しているだろうか?またどのようにその目標を設定しているだろうか?ただ漠然とお金が増えればいいなとか、月に10万のお小遣いを稼げればいいなといった場合が多いのではないだろうか。 自分がほしい金額の絶…

勝率とリスク・リワード比率

巷では、勝率8割の必勝トレード手法!などのうたい文句で商材や書籍が売られているが、これもまぁ買わせるための一種のフィッシングと言っていいと思う。トレードというのは面白いもので、決して勝率を競う競技ではなく、9勝1敗で破産する人もいれば、1…

年利1000%の壁

さて、投資に携わるものにとって年利1000%という数字はどう考えてもありえない数字と言っていいだろう。だが実際にこの数字をたたき出している投資家やトレーダーは存在する。有名なラリー・ウィリアムズもその一人だろう。彼が1987年のロビンズカップで驚…

日本の貿易収支とJ-Curb Effect

さて、次の記事をみていただきたい。 9月上中旬の貿易収支、9940億円の赤字 24カ月連続 :日本経済新聞 かつて輸出大国と呼ばれた日本が今や24ヶ月連続の貿易収支赤字である。これは楽天のマー君開幕24連勝と同じくらい驚くべきことだ。 推移はこちらを参照…

バフェット&ソロス

投資道を極めようとする者であれば誰でも知っているであろう米国の最強投資家がウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスだ。私も、この”投資の神”と”イングランド銀行を破綻させた男”がいかなる人物か下記の2つの本を開いてすこし触れてみた。さて、ジョ…

物理と投資

市場が物理現象に支配された個々の人間の行動による集合体である以上、物理学と市場原理の理解は切っても切り離せないだろう。物理学出身の優秀な学生がヘッジファンドなどに流れるのは偶然ではないだろう。で、最近読んだ『エレガントな宇宙』はおすすめだ…