お金との関係

つまり、みなさんとお金との関係は、ひとりひとりの感情的な状態の反映なのです。

ですから、この惑星の人々が自分自身の価値を認めず、自分という存在を毎日毎日軽んじているとすれば、経済全般が沈滞化してくるのは当然です。

逆に、自分自身の価値を認めると、みなさんとお金との関係もよくなり、お金というシンボルの価値が上がります。さらに、「お金以外の豊かさを象徴するもの」の価値も当然上がってきます。

ほとんどの人が、これまでお金に対して、ある特定の定義づけを教えられてきました。ですから、みなさんはお金とは本来<<交換の手段>>に過ぎないということを忘れています。

お金は、単なる交換の手段です。

しかしお金の定義づけのせいで、それを忘れがちなのです。

そして、そのことを忘れたために、みなさんの関心は、お金を「持っている」か「持っていないか」ということだけに向いてしまっています。

お金が本来は交換の手段であることを思い出せば、お金を「持っている」か「持っていないか」にフォーカスするのではなく、お金を「流すこと」にフォーカスがいくはずです。

あなたがやりたいことを充分やれるぐらい、お金や豊かさを象徴するほかのすべてのものを増やすためには、自分を通してそれらの交換の手段を流すことを学ばなければなりません。

それらを「動かす」ということです。

未来は、えらべる!

未来は、えらべる!

 バシャール:エササニ星出身で、米国人のダリル・アンカの体を通して地球人に向かって啓発活動中(笑)。

それが真実かどうかは別にしても、彼の発言が完全に地球という抽象度を超えたものであるのは確か。

私が、今もなお投資やトレードを通してお金を動かしまくっている理由もこれに尽きる。私にとってもはや投資は、”お金を動かす”ということ以上の意味を持たなくなってきている。ぼろ儲けするか、破産するかは知ったことではない。なんであれ、動かした結果が私にとってベストだということだけだ。

実際、投資家や投機家の存在意義の一つとして、市場に流動性を与えることであるとよく言われる。暴落した時など、欲望と恐怖の象徴として、スケープゴートにもされるが。

ともかく、お金は言わば、電子レンジのなかの水分子のようなもの。水分子がマイクロ波によって動かされることで熱を発し、暖かい料理を人間に提供するように、お金も動かして初めて役に立つ。(ただし、レンジも下手に使うと火傷(破産)する(笑)。)

動かないお金はなんだろうか。明らかにお尻を拭くことすらできない、ただの紙切れだ。いや、今では電子化されているので、単なる数字であり、画面に映し出されるピクセルにすぎない。

その数字が増えた減ったで一喜一憂している間に、本当の意味での人生の豊かさを見逃してしまうのはあまりにも勿体無いことだ。

 


バシャール - 豊かさと豊かさへの信頼 - YouTube