10月10日(木)

ドルを買うタイミングを完全に逸する。想定したチャネルどうりに価格が動かないことは当然である。価格が底を打ち、上昇する初期にはまだ市場は疑心暗記であり、その分上昇幅に対し戻しも深くなる。だが、底値を切り上げ、直近高値を更新するに従って、市場の安心感と底値を打ったという確信の高まりにより、価格の上昇速度は加速度的に早くなる。よって、底値からの上昇局面において押し目をとる場合は、ある程度リスクを取って、想定のチャネルラインよりやや高めから買い向かうことが重要だ。

 

NY時間でさらに上昇速度を増す。買い逃したつけが大きくなる。これまでの下げトレンドでの慎重な姿勢を柔軟に改めなかったことが主な敗因。残念だが、しばらく静観を余儀なくされる。ここで焦ってへたに入っては事態をさらに悪化させるだろう。

 

想定どおり、日足のボリンジャーバンドミドルラインに到達したので、リスクを最小限にしてドルを売った。理由は、①上記テクニカルの達成感、③短期的買われすぎ、②アメリカの情勢が依然不透明なため、市場の週末に向けてのポジション調整、利益確定 が入るとの予測。目標は底値からの23.6%戻しの97.82あたりだが、一向に下がる様子はなく早めの撤退も考慮しておく。

 

やはり非常に底堅い。想定どおりロンドンフィックス後わずかに98を割ってきたが、抜けたばかりの下降トレンドラインを踏み上げて戻ってきた。損切りオーダーを売値において今日は就寝する。

 

Today's Result:

USD/JPY: + 27 pips