11月4日(月)

ドル円は小動き。99円を前に足踏み状態。短期のチャネルライン下限で拾っていく予定。基本姿勢は上昇だが、本格的上げにはまだ材料不足感がある。99-96.5でのレンジが継続される可能性もある。ただし、ユーロが売られており、クロス円の影響でドル円が動く可能性もある。ドル買いの影響で、NY原油、金ともに戻りが鈍い。

 

ユーロ円でテクニカル的に典型的な”ダマシ”が発生したので、短期売買をした。

下図を参照。サポートラインを割ったと見せかけて、大きなひげをつけているのがわかるだろう。こういう場合はファンダメンタルズを一切無視してポジションを取ることにしている。なぜならここに現れる投資家の心理を読むだけで勝てる可能性が多きいからだ。まず、サポートラインを割った時点で、これまで含み損を抱えていた買いの投資家の投げが入る、そして、次にブレイクをみてあわてて売るものが出てくる。しかし、その後ひげをつけて市場が一気に戻すと、そこで売ってしまったものは、ダマシにひっかかったと気づくだろう。そこに欧州PMIの経済指標の時間が近づくと、つかまされた投資家は指標がポジティブサプライズであった場合の最悪の事態を恐れ、指標が近づくにつれて損切りで買い戻すはずである。そして今回は事実そうなってくれた。これからもっと上がるだろうが、さすがにこの相場環境なので、納得のいく利益で手仕舞いした。

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 ドル円は本日目立った動きなし。

 

Today's Result:

EUR/USD: + 40 pips