さらば、スターバックス?

私は日々の仕事や読書中のラテが欠かせない。ほぼ毎朝1杯、仕事中に1杯、夕食後に1杯のペースで飲んでいる、しかもスタバ等のカフェがほとんどのため、ラテだけで1日1000円以上も使っていることになる。さすがにこの物価上昇局面でまずいのかなと思い、コストパフォーマンス面から考えなすことにした。

結論から言えば、ネスプレッソのエスプレッソマシーンとスチーマーを買って毎日家で作ることにした。ハードのみのコストはアマゾンだと以下のとおり。

 

私の場合は、直営店に立ち寄って、そのまま購入したので少々割高だったが、店では無料試飲もできるし、店の雰囲気もいいので一度足を運んでみて、アマゾンで購入するのがベストかもしれない。

宣伝のようでなんだが、これが思いの外美味しく簡単に作れるので驚いた。はっきりいってものによってはスタバのラテよりもうまい。さらに、いろいろと豆の種類が選べるのがありがたい。

ちなみに私の今の一押し豆はこれ

カプセルコーヒー|キューバニア Cubania - Nespresso ネスプレッソ

 

さて、問題のコストをざっくり計算すると・・・・

初期投資(エスプレッソマシーンとスチーマー):約¥23,000

一杯:豆¥80+牛乳¥40+(電気水道を仮に¥10とし、作る労働力は除外)=約¥130

毎日3杯飲んで3年間(壊れずに)使い倒すとすると一年間で・・・

130円×(365×3)+ 23,000/3 = 約¥150,000

一方スタバのトールラテはおよそ、370円×365×3でなんと約¥400,000

 

とまぁ単純にコスト面では圧倒的に得なのは明らかだが、結局スタバが売っているのはラテそのものでないのは衆知の通り。

彼らが売っているのは場所と経験であって、つまるところ一等地を押さえて人を集め、その分高くサービスや経験を売るという、いわば全盛期のマクドナルド同様ある種の不動産業なのだ。(ちなみにネット上だろうがそうでなかろうが、人が集まる”場”を占有して人がお金を落として行くのを待つと言う意味において、すべてのビジネスは不動産業に集約されるというのが私の持論でもある。)。

よって、上記の計算は実はあまり意味がないとも言える。

ならば、この自宅で作ったラテをスタバで買ったタンブラーに入れて、スタバで飲んだらどうなんだ?(入れ物はスタバで買ったものだし、これまで散々お金を落として来たのだ、それぐらい店員に指摘されるまではよかろう。)とふと頭をよぎったが、そこまでのせこい考えはやめておこう。

ということで、外出時は引き続きまたお世話になりそうである。

 

 

 以下、参考文献(おススメ本ではない)

スターバックス成功物語

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  • 作者: ハワードシュルツ,ドリー・ジョーンズヤング,Howard Schultz,Dori Jones Yang,小幡照雄,大川修二
  • 出版社/メーカー: 日経BP
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