恐怖と怒りについて

今日はアメリカ滞在中に持っていた携帯電話の解約金を巡って現地の電気屋とやり取りしていたのだが、相手の不誠実な対応に少しイラついてしまい、相手方とのやり取りと怒りで大事なエネルギーを浪費してしまい、反省している。冷静に振り返ると、もしこちらの言い分が通ってもたかだか数万が返却されるというだけの話である。あれだけの時間とエネルギーを使う価値はまったくなかった。その分を勉強や投資の研究などに費やしたほうがもっとリターンを得られただろう。

人間の感情の中で、怒りと恐怖ってのが一番非生産的なわりに消費エネルギーが半端なく大きいことを痛感する。国家、企業、宗教組織もしかり、権力者や支配者層が大衆のこのエネルギーを利用しようとする理由が良くわかる。

こういう時は、静かに自分の感情を観察し、それらがどこから、どのように生じてくるのかを理解することだ。

相場もつまるところ、人の感情で動いている。それを理解することが重要であり、自身が感情で動いていては決して相場で勝ち続けることはできないのだ。

さて、来週中には、法人口座が開ける予定。今年も本格的に始めるとするか。