相場と人生

今日は徒然なるままに、相場を見てつくづく人生と同じだなと思ったことを書き留める。

まずは先日のFOMC時の動きより。

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このチャートから私が読み取った教訓は、努力と成果の関係図だ。横軸に努力量および時間とし、縦軸に成果としよう。人生において、だいたい努力と成果の関係は以下のようになると思う。

つまり何かを始めた時ってのは、どれだけ頑張っても成果がでない。むしろ、頑張れば頑張るほど、それが空回りして成果がマイナスになることもある。そして長くて苦しい低空飛行がかなりの間続くわけだ。

で極めつけは上昇直前の下落、ここで所謂普通の人はあーもうだめだ、これだけやったのに成果が出ない、それどころか事態は悪化しているといって”賢い”頭で考え諦めてしまうのである。

ところが上図のように諦めたその次の瞬間、とんでもない飛躍と上昇トレンドが始まるのである。これはまさに人生そのものだと思う。

つまり、努力と成果の関係は決して右肩上がりの直線ではなないのである。もしそれが直線ならば、やればやるほど成果が出て楽しいし、誰も諦めたりしないだろう。飛躍の一歩手前が一番苦しく、そこで人は振るいにかけられるのである(ちなみにこの相場での私のポジションはしっかり振るいかけられて、その後相当悔しい思いをしたのは言うまでもない。)。

トレードにしてもそうだと思う。最初は頑張って勉強して、トレードを繰り返してもなかなか勝てない。でももし本気でトレードで成功したいと願うならば決して諦めてはいけない。もうだめだと思った時、成功や次の飛躍は目の前だと思ってやり続けるのである。

そして、やり続けるためにはやはり相場から強制退場となってはいけない。だから、リスク管理、マネーマネジメント、平たく言えば損切りが大事なのだ。損切りはしない方が儲かるなどという人もいるが、そういう人は遅かれ早かれ相場から退場となるだろう。

次はもっと簡単にこれ、

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順風満帆な人生が長く続くとは限らない、時には奈落の底に落ちるようなこともあるだろう。だけど、それでも生き続ければ良い。底を付けば、あとはもう上がるしかないのだから。そして底から這い上がった後の人生はそれ以前よりも増して、強く盤石な人生となっていることだろう。

と、言うことだ。