10月第四週の振り返り

今週のドル円は、チャンスらしいチャンスは水曜日の下げ1回くらいだった。火曜日の米失業率発表後の下げでの利益がそのまま今週の利益となった。指標発表直後の下げから力技で上げてきたところを叩けばよかったのだが、96.50から99への上げ後、68.2%戻しからの短期の再上昇トレンドを見込んでいたので、様子見してしまい、水曜日本時間での大きな下げチャンスも見逃すことになってしまった。短期的にはじりじりと上げてから一気に下げるというドル円伝統の動きになってきているのが気になる。現状はまだ中期的に三角持合を維持しているが、明らかに下げの圧力が日に日に強くなっていることは否定できない。日足を見る限り、来週から11月始めに向けて、三角持合の上値抵抗線を目指して買い中心で行く予定ではあるが。

いよいよこの三角持合相場も大詰めになっており、11月はヘッジファンドの年内最後の勝負月とあって、どちらかへのブレイクアウトを期待したいところだ。ちなみに、ヘッジファンドなどで、12月に仕事をする人は負けている人と言われるように、彼らは12月はもう休みと考えているため、基本12月は投機的値動きが少ない。